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友人Pの体験記(名工大、岡山大、筑波大、北大)

Patchです。

自分について
中の中~中の上くらいの高専の電気科です。成績は1年から2位→3位→7位→4位と賢い方ではありません。
先に、受験校と合否結果を受験順に書きます。
第3志望 名古屋工業大学電気電子工学科 不合格
第4志望 岡山大学   電気通信系学科  合格
第2志望 筑波大学   応用理工学群   合格
第1志望 北海道大学  情報エレクトロニクス学科システム情報コース 特別選抜 不合格
第1志望 北海道大学  情報エレクトロニクス学科システム情報コース 一般選抜 棄権

北大の特別選抜はまぁ推薦みたいなものです。高専側からの推薦が必要となります。
北大の一般選抜は色々あって急遽棄権しました。まぁ受けてても落ちた気がしますが。

入学当初から編入を見据えていたので1年の後半から3年の12月あたりまでのんびりとTARGET1900で単語を勉強していました。
本格的な編入試験の準備は3年の12月にTOEICを始めて、4年の夏休み前に公開テストで満足する点を取ったのでやめました。
TOEICの点数は370点から760点まで伸びました。1日に平均3時間ぐらい勉強していたと思います。
その後夏休みから4年の12月までダラダラと数学を編入数学徹底研究を中心にやっていました。
1月から物理、専門をなんとなく始めました。あの頃は電通、岡山の推薦やら名工大一般第一志望やらで迷ってたような・・・
2月になり担任の「TOEIC高いし北大筑波受けてみれば?」の一言で志望校を上げ第一志望から北大、筑波、名工大、岡山大に決定。
自分からしたらかなりハードルが高そうな面子なので豊橋技科大を受けるか迷いましたがあえて背水の陣にして落ちたら専攻科と割りきりました。
その後一日4時間ほどのペースで勉強しました。いろいろな大学の過去問を中心に勉強していました。
印刷した過去問の紙は辞典ぐらいの分厚さになりました。
数学は碓氷軽井沢IC数学教育研究所というサイトに編入数学の過去問がたっぷりありましたのでそれも解いてましたね。

使った参考書は以下の通りです。買ったけど結局使わなかったのも結構ありますが割愛で・・・

数学
・編入数学徹底研究
最初はこれで慣らすと良いでしょう。
・編入数学過去問特訓
良い問題があり、解答も丁寧ですが自分の受ける大学では確実に出ないような問題もあります。
そこをしっかり見極め、自己責任で取捨選択しましょう。これは全ての問題集で言えることですが。
・線形代数学/川久保 勝夫
先生に勧められて一応買ったのですがあまりにも専門的であまり使いませんでした。線形代数の本は大抵対角化レベルで終わっているので旧帝クラスを受けるなら持っててもいいかもしれません。
私が受験した筑波の応用理工は今年はこの本でしっかり勉強していれば出来たであろう問題が出ました。まぁ僕は解けませんでしたが。
・演習線形代数
基本的な問題ばかりです。中盤になってからなんとなく買ったからかあまり使いませんでした。
序盤に買ったら役に立つと思います。

あとは学校の教科書です。



物理、専門(電磁気、電気回路)
・橋本流解法の大原則1
力学、電磁気に高校レベルのことしか言っていませんが基本の基本からしっかりわかりやすく説明してあるのでオススメです。一番最初にこれを読むべき。
・橋本流解法の大原則1問題集
名前の通り問題集ですが上の本の例題だけで十分だったかな?という感じ。
基礎固めをしたいなら買ってもいいですね。
・橋本流解法の大原則2
熱力学、波動について。私は波動の勉強をしていなかったので熱力学だけ読みましたがそれぞれの変化について詳しく書いてあり、とても役に立ちました。
熱力学はこれを抑えたらあとはエントロピーやらサイクルやらをやるだけで良い気がします。
・橋本流解法の大原則2問題集
1の問題集と同じ感じですね。あくまで基礎固め。
・理工系のための力学
質点力学、剛体力学に関する本です。本当にオススメです。
私はあまり学校で剛体力学をやっておらず、慣性モーメントって何だよって状態でしたがこの本でよく理解することが出来ました。編入試験で出るような剛体の慣性モーメントを求める計算をしっかり書いてあるのもgood。ちょっとでも剛体力学がわからなくなったら辞書のようにこの本を見ていました。
・演習 力学
編入試験で出るような問題でも基礎的な問題が多い気がします。図がわかりやすいです。
・基礎 力学演習
編入試験でよく出るような問題が多いです。演習 力学の次はこれで良いかと。
・基礎 力学概要
上の力学演習と筆者が同じで分かり易いが被っている問題もチラホラ。
・高専の物理問題集
いろんな分野をカバーしていますけどちょっと簡単すぎるかな?図がない問題が多いです。
・演習 熱力学・統計力学
北大物理で熱力の少し難しい問題(熱力学第二法則)が出てたため買いましたが為になる問題は数問だけでした。
・詳解電磁気学演習
ほんっっっっとにこれは凄いです!電磁気の辞書と言っても過言ではありませんね。
色んな分野の電磁気の問題が色んなパターンで出題されていて解説付きの解答が載ってます。
編入試験の過去問でわからない問題があったらまずこの本を見ました。そして9割5分似たような問題が載っているんですよね・・・
これが万能すぎて他の電磁気の本は買わず、学校で買った教科書だけで済ませました。
電気回路も直流交流過渡現象の問題が載っていますが自分は直流交流は元からそれなりに理解してたのでこれ以外は買ってないですね。過渡現象も自分はこの本だけで良かったですが電気科以外には酷かもしれません。



・TOEIC(非常にオススメする本のみ書きます。あくまでも英語ではなくTOEICの参考書です)
・ターゲット1900
これはTOEICではなく英語って感じですが・・・高校からの大学受験での有名な英単語集の1つですね。上で書いた通り低学年の時にのんびりこれで勉強してました。
これをしていたから地盤が出来てすんなりTOEICに入れたと思います。ちなみに1400語より先はあまりにもニッチだったので覚えてません。
・公式問題集vol.1~5
購入したのはvol.5だけですが1~4は図書館で借りていました。多分他の高専の図書館にもあるでしょう。
私はこれを勉強の中心に置いていました。最低でも1日テスト1回分、もっとやる気がでない日はせめてリスニングパートはやろう・・・みたいな。
おおよその点数の目安が採点により割り出せるのでモチベーションが保ちやすいです。段々点数が上がっていくのは楽しかったです。
参考までに私はこの問題集を全て2周 テスト20回分解いています。
・金のフレーズ
単語集は様々な本を見てみましたがこれほど出る単語だけが難易度順に性格にピックアップされている本はないと思います。ターゲット1900なりで高校レベルの英単語を身につけていればこれ以外の単語集は絶対にいらないです。少なくとも860点ぐらいまでは。
例文もネットでダウンロード出来るのでリスニングの特訓にもなります。
この本に出会ったのは実力が650点ぐらいの時でしたがもう少し早くこれを知っておけば・・・
・文法 特急・文法 特急2
part5、6専門の本です。僕の周りだけかもしれませんが皆part7ばかり意識しがちで5、6はテキトーに解いている感じが否めません。というより解き方を知らない。
この本を読めばpart5、6の正しいアプローチ法がわかるようになり、速さと正確さが身につきます。
1ページに1問問題があり裏に正しい答えとアプローチ法が載っています。
TOEIC受験1周間前は毎日この2冊の本を一周していました。
・究極のゼミ Part 7
今度はpart7特化の本。これも非常に良い参考書でした。
これをしっかり読んでみると以外と自分のアプローチがなっていないことに気が付きます。
part7に弱いならオススメ。



こんなところでしょうか。







これからは受けた大学の体験談です。

名古屋工業大学電気電子工学科

名古屋駅のすぐ近くの駅にキャンパスがあります。駅を降りて左は名大附属病院、右は大きな公園の一本道を真っ直ぐ行ったところに校門があります。立地はとても良いですね。
名古屋駅前のホテルに止まったら名古屋の通勤通学ラッシュを味わうことが出来ました。もう二度と乗りたくない。

名工大は初日は数学英語+物理or化学で2日目は専門、面接です。
配点は数学英語物理が100で専門が300と専門がかなり重たいです。
ちなみに名工大は点数の開示が可能です。

・数学
過去3年の過去問を見る限り行列式の因数分解、逆行列、対角化などの線形代数の簡単な問題や二変数関数の極地、二重積分などの毎年同じような簡単な問題だったのですが今年は非常に難しくなっていました。
まず
問1
(1)log(3+3x-6x^2)のマクローリン展開
logの式変形が出来て、log(1+x)のマクローリン展開が出来てやっとスタートラインに立てる問題でした。一応解きましたが合ってたのかどうか不明。
この時点で既にやばい雰囲気を感じ始めました。

(2)不定積分
分数を分けて積分する問題。これは例年と傾向が似ていますが計算量は例年より多め。

問2
(1)二変数関数の式で定まる陰関数の極地を求める。
陰関数ってなんですか・・・ってなりました。とけてません。

(2)重積分
極座標変換する問題でしたがこの変換が難しく、アイデアが必要でした。
これも例年と傾向は似ていますが難化している感じです。

問3
(1)空間の平面の方程式
これは出来た・・・と思います。これは過去にも似たようなのが出ています。

(2)行列式の因数分解
これまた傾向は似ているものの計算量がガッツリ増えた問題です。
一応解きましたが・・・

問4
(1)行列が対角化可能か不可能かの判定
判定法を知っているかどうかですね。知っていた人は解けたはず。

(2)平面内でax^2+2xy+y^2=1の表す曲線が双曲線となるような実数aの値の範囲を求めよ。
問題見て何をすればいいかさっぱりでした・・・なんなのこれ。未だに解き方わからない・・・


こうやって今まとめてみるとそこまで難化しているような感じもしませんでしたが試験中はパニックに陥りました。全然時間にも余裕がありませんでした。
テストが終わった後の教室は異様な雰囲気に包まれていたのを覚えています。「俺2割だわ・・・」とか「陰関数ってなんだよ!」とか「最後の問題意味わかんね・・・」とか聞こえてきましたね。
みんな例年通りの難易度だと思っていたんでしょう。そういう自分もその一人です。解きながら(あれ?こんな問題の傾向知らないぞ?もしかして自分名工大じゃなくて名大受けてる?)とか思ってました。


・英語
過去問のは問題文しか載っていなかったのでなんとも言えないですが・・・どう見ても難しい。
工業英語寄りなのもあるのかもしれませんがどう見てもTOEICより難解な問題ばかりでした。
最後の問題に至ってはA4の用紙2枚半に長文がビッシリ書いてあって、TOEICのpart7の長めの長文の倍はある感じでした。
去年から問題文がほとんど日本語になっていたため簡単になると勝手に思い込んでいました・・・
自分は英語にはそこそこ自信があったのですがどの問題も合っている確信が全く持てず、ここで更に絶望感が増していきました。もう頭痛いわお腹痛いわ時間ないわ・・・

英語が終わった頃にはもう精神的に参りきっていました。


・物理
物理は毎年質点力学or剛体力学と電磁気という組み合わせです。
力学は今年はまさかの天体でした。太陽と惑星の公転の問題です。ポテンシャルエネルギーの基準点が無限遠となる。
たしかに去年は与えられたポテンシャルエネルギーの式に対して周期や振動の条件などを解かせていたので傾向としては合っている・・・のかもしれません。
私は気まぐれで似た問題を解いてたのでそこそこ出来ました。(でも正直まさか出ると思ってはいなかった)
終了後の皆の声に耳を傾けてみると全くのノーマークでガッツリ落とした人も一定数いたようです。

電磁気学は無限遠点電荷の問題でした。
1問目は普通の無限遠点電荷における電界の円柱座標のr,Φ,z成分を求める問題でした。
r,Φ,z成分全て聞いてくるというのがやらしい感じです。電気科以外には少し酷。
2問目は-∞から0までは線電荷密度-λ ∞から0までは線電荷密度λというキチガイじみた問題でした。
かなり計算量が多くなりますがしっかり勉強している電気科なら解法はわかったと思います。
しかしそれにしてもこれは・・・果たして他学科はどのくらいの正答率だったのか・・・
そこからはボーナス問題みたいな簡単な問題でした。
F=qvBを書かせる問題と磁場中で動く線導体にかかる起電力と、磁界中で回転する円盤にかかる起電力の問題。
最後の問題はちょっとニッチな問題で解けなかった人もそこそこいたようです。私は過去問で出会ったことはありませんでしたが詳解電磁気学演習で同じ問題を解いていたので出来ました。


・専門
電磁気はまず同心導体球の問題が出ました。これは基本的ですね。ただ少し計算量が多めでした。多分どっかで間違えてる。
次に無限長線導体が2本並行に配置されているときの任意の点の磁場のx成分及びy成分を求める問題。
これも普通に解けますが(2)の座標の変数を置き換えた(?)問題の計算量がめちゃくちゃ多くてわけわからなかったです。
(3)は2本の間を点電荷が通過した時に磁場から受ける力。ただのフレミングの左手の法則です。
電気回路は今年は大問が3つありそれぞれ過渡現象、交流、交流でした。
1問目は一般的な過渡現象でした・・・が式を立てる際に変なミスをして大問全て落としてしまいました。これが痛かった。
2問目はあまり見かけない力率を中心に問題を解く交流回路でした。
電源に流れる電流の大きさ、力率と抵抗Rに流れる電流の大きさから負荷Zに流れる電流の大きさ及びZの力率を求めるという変わった問題で、交流回路を散々やってきた私でも少し戸惑いました。
面白い問題なので名工大を受けない人でも交流を勉強している人は是非解いてもらいたいですね。

最後の交流回路は一般的な問題でしたが、最後の(2)がよくわからず解けなかったのを覚えています。

問題1問1問はそこまで難しくないのですが計算量が多かったからか時間不足になり全ての問題でなんかモヤモヤが残る状態で時間切れ。もうこの時点で落ちたな・・・と何となく感じました。


ここから2~3時間ほどだったでしょうか。時間を挟んだ後に面接です。
この間学校側は専門科目を採点しているはずです。
名工大のキャンパスはいかにも受験しにきた高専生と思われるスーツ姿の集団で溢れかえってました。

・面接
名工大の面接は変わっており、まず合否を示唆されるような言葉を言われたりします。
受かる学生は結構面接が長いですが落ちる学生はとっとと帰れと言わんばかりの扱いを受けます。
つまり合格発表のようなものです。
帰るまでの交通機関の関係上なるべく早めに面接をしたい学生は名乗りでたら先に受けさせてくれます。

電気は受験者が半分のグループに分けられ、それぞれ別の待機室に待たされました。
試験官に呼ばれ、面接室に入るととても広い部屋にテーブルが四角く配置されており、面接官が3人座っていました。もうこの時点でビビりまくりです。頭痛いお腹痛い。
まずは志望理由を聞かれました。次に試験の出来について聞かれました。
「正直焦ってばかりで自分の思い通りに解けませんでした」的な事を言ったら右側の試験官に「ちょっと専門がね・・・」と言われたのをしっかり覚えています。
もうそこで落ちたのを確信。はい散った。今自分落ちた。むしろ結果をしって気が楽になったぐらいです。
その後に併願校を聞かれました。
最後に志望順を聞かれた後に「気をつけて帰ってね」とちょっと冷たい感じで言われました。まぁ自分がそう感じただけかもしれませんが。それにこれから岡山大学受けに行くわけですしね・・・

そんな感じで名工大の受験は終わりました。
キャンパスから最寄りの駅までの一本道で悔しかったのと、とてつもない重圧や緊張感からの開放感などが混じって、受験票をクシャクシャに握りしめながら泣いてたのを覚えています。

合否結果は当然の如く不合格でした。
開示の結果は数学35英語64物理86 専門114で合計点299点でした。
学科の合格最高点は421点
学科の合格最低点は339点
学科の合格平均点は369.2点でした。
少し数字があいまいですが
受験者は約50人で
合格者は約10人。

ちなみに去年の電気科の結果と比較すると
合格最高点は557点
合格最低点は471点
受験者は30人で
合格者は12人。

いやいやいや・・・今年の合格者最高点より去年の合格者最低点の方が高いってどういうことですか。難しくなりすぎじゃないですかねぇ・・・
倍率もかなり高くなっています。

これはあくまで私の個人的な見解ですがここまでの難化からして名工大の電気電子工学科は今流行の高専生を大学院で受け入れる方針にシフトし始めたような気がします。
来年受けるとしたらどのような傾向になるのかも正直全く読めません。







岡山大学電気通信系学科

名工大の次の日だったので名工大の面接が終わってすぐに岡山に移動しました。
正直行って岡山大学を受けようと思った理由は名工大の次の日であること、岡山大の電気科はここ最近口頭試問になったので情報も全く無いため、良い意味でも悪い意味でも対策しようがなかった点だけです。はっきり言って名工大のおまけ程度で選びました。レベルも近いし。
岡山大学は駅からバスで10分ちょいのところにあります。すぐ帰ってきてしまったのであまりよく覚えていませんが立地はかなり良かったと思います。
全学科、一般、推薦、社会人問わず全員同じ場所に集合させられ、そこからそれぞれの学科ごとに待機場所に誘導されました。
試験内容は以下の通りでした。


志望動機を一分以内で答える
併願校(志望順は聞かれなかった)
一分と指定してくるあたりやはり口頭試問がメインなのでしょう。

・英語
問1
ホワイトボードに文章のかっこの中を記入
according (to)
decrease (in)the number of
3問目 忘れた。
4問目 文脈からしてwithoutが入る(気がする)問題
問2
2つの文章を和訳 そこそこ難しかった

問1は連語表現だけでわかるものと文脈から判断するのが混ざってるところがTOEICのpart5っぽかったです。
decreaseのは間違えてofと答えてしまった。

・数学
(cosx)^2の変換。
それのグラフを-πからπまで書く。
それの-πからπまでの積分をグラフから読み取る。(ホワイトボードで積分してはならない。)
cosxのマクローリン展開を4項まで行う。
マクローリン展開を用いてcos(1/√2)を少数第二位まで求める。

最初がわからなかった場合は次の問題がわからなくなるため回答を見せてきたり、あたふたしてたらヒントを出してくる。
(自分は最後の問題で分母に6!がある第四項を計算しようとしてアタフタしてたら階乗をしっかり計算してるマクローリン展開の紙を見せられて少数第二位に入るわけ無いから計算しなくていいとわかるように軽く誘導された。)
問題用紙にY軸に1や1/2、X軸にπ/2などメインとなる数字が軸に書き込んであるグラフが書いていた。

・物理
RL直列とRC直列の交流並列回路における電流icとiLの大きさをホワイトボードで求める。
icとiLの大きさが等しくなる周波数(共振)の導出をホワイトボードで行う。

Lとスピーカー、Cとスピーカーをそれぞれ直列につないでるものを並列に繋いだとき、Cのスピーカーの端子を逆向きに繋いだら音が大きくなった理由を口述。

スピーカーのせいで難しく捉えすぎてアタフタしてたら「位相について考えてみようか」と言われてやっとわかった。くやしい。

一応英語5分数学9分物理も確か9分とかそのくらいと始まる前に指定されたがタイムリミット前に全て答えられたためタイムリミット時にどういう対応をされるかは不明。

自分のところはそこそこ順調に答えられた(?)ためか面接官三人は終始穏やかだった。
名工大とは違ってとても優しい感じで気をつけて帰ってねと言われました。
しかし一緒に受けた友人は中々答えられなかったようで、あからさまに機嫌が悪くなっていき早く終わらせる為としか思えないような誘導をされていた模様。(例えば、数学のマクローリン展開を用いてcos(1/√2)を少数第二位まで求める問題で0.01違う値を答えたのに「もうそれでいいから次の問題ね。」と進んでいったなど。)

多分、数学物理は全て解けてほぼ当然でどれだけ誘導されずに答えられるかがポイントでしょう。他の人がどれだけ誘導されずに出来てるかわからないから落ちてるか受かってるかさっぱりです。
問題によってホワイトボードを使ったり、口頭で説明するように指定されます。
そしてなにより待機時間が長いです。推薦→一般と行ったが一般で出願が遅くて番号が最後の方になった人は三時間近く座りっぱなしになります。
本を読むことは許可されていたため参考書はたっぷり持ち込んだほうがいいです。

結果は合格でした。今年は合格発表が日付、時間まで名工大と一緒でした。
名工大が不合格だった事なんて気にせず喜びまくりました。
一般の方は確か25人ほど受けて6人合格、推薦は6人ほど受けて1人だけ落ちていました。







・筑波大学 応用理工学類

筑波大学の理工学群は秋葉原からつくばエクスプレスで特急で45分 運賃は1200円弱で着くつくばセンターからバスで10分のところにあります。
学園都市であるためやはり研究施設とかが多いためか街のインフラ整備も充実しており、綺麗でどこか真面目な雰囲気を感じました。陸の孤島だの散々な言われようだったのでもっとど田舎かと思っていましたが実際に来てみると意外と都会だと感じたのは私が田舎出身だからでしょうかね。
正直個人的に筑波は受験校の中で一番受かる気がしなかったし、岡山大学
筑波大学は学類ごとに試験内容が違っており、応用理工学類は数学1・2が必須科目で、物理1・2と化学1・2から2題選択と、TOEIC公式スコア提出と面接を受けます。
配点は数学物理化学の大問4つがそれぞれ50点ずつで合計200点、TOEIC50点(860点が満点説)、面接・調査書が100点で合計350点との噂です。7割とれてれば合格圏内との噂も聞いたことあります。あくまでこれらは噂ですが。
応用理工学類の学生から聞いた話によると応用理工学類はAC入試(他大学で言うAO入試にあたる)を行わない代わりに高専生を大量に取っているようで、その分難易度は比較的低いようです。工学システム学類とかは難しいと聞きます。過去問も非常に難しかったです。
また、筑波大学のTOEIC公開テストのスコア提出は返却されません。よって北海道大学などの筑波大学よりも後に試験があるTOEICが必須な大学も受ける人は受験前にスコアシートの再発行を申し込んでおきましょう。再発行は手元に届くまでおよそ2週間ほどかかります。
筑波受け終わってから慌てて再発行した人もいるんだろうなぁ・・・

日程は1日目は数学物理(or化学)で2日目は面接です。
筆記試験は数学物理(or化学)で時間が分かれておらず、全科目の問題が配布されて2時間半テストを解く形になります。
受験者は欠席者も計算して53人だったと思います。パッと目につくだけで10人ほど留学生がいました。

・TOEIC
760点で提出しました。



・数学1
二変数関数f(x,y)=e^(-x^2-y^2)についての問題でした。
まずは一回微分、全微分、二回微分を求める問題。非常に簡単ですね。
次に(0.0)と(1,1)を中心とするテイラー展開をそれぞれ2次まで求める問題。自分は二変数関数のテイラー展開なんて初めて見ました。でもなんとなく直感で書いたらあってました。数学1で一番の難問だったのでは。
次にz=f(x,y)が表す曲面SについてP(1,1f(1,1))における接平面の方程式を求める問題。
これも空間における方程式の分野(?)をしっかり勉強していれば簡単です。
こういう分野の問題って名工大や北大でもそうですけど1問だけちょろっと出てくることが多いんですよね。
次にx^2+y^2≦a^2,x≧0,y≧0,におけるf(x,y)の面積分。ただ単に曲座標変換して積分すればいいだけの話です。
最後に∫e^(-t^2)dt D={∞≧t≧0}の積分値の値を求める問題。
上の問題の答えを利用して、a=∞を入れた値がこの問題の答えの二乗となるので√をかければいいだけです、確か√π/2だったと思います。
これは北大で10年ほど前に出ていた問題なのであっさり解くことが出来ました。それ以外では見かけたことのない問題なので初見の人は戸惑ったかと思いますが上の問題が誘導となっているので最終的に答えを導き出せた人は少なくないと思います。


数学1はここ数年べき級数だの掃き出し法だの発想力、柔軟さが重要となってくる問題と積分で構成される問題が多かったのですが今年は比較的簡単でした。正直編入試験が始まる前はこの数学1を一番恐れていたんですが・・・



・数学2
今年はいきなり線形空間が出ました。こりゃ一本取られました。勉強してなかったのでまるまる捨てました。
次に3変数関数の線形微分方程式。ただ式と初期条件が与えられているだけでした。
今年は行列式での表記や誘導が全くなかったのですが数学2は毎年似たような固有値を用いる問題が出ていたためまぁ大体の人が解けたのでは。

数学2は毎年なんか行列の固有値とか求めてりゃなんとかなる問題ばかり(暴言)でしたが来年からの受験者は線型空間も勉強しなきゃいけないんですかね・・・
まぁ自分は捨てても受かりましたが取捨選択は自己責任で。



・物理1
中心に軸がある円板の上で犬が歩く問題でした。何がしたいねんこの犬。
去年だけはばねの問題でしたがほぼ毎年剛体力学だったので今年もそうかなと思ってましたがこういう変わり種が来るとは。
まず円板の慣性モーメントを求める。こんなの解けなきゃ今まで何やってたのってなりますね。
次に犬の角運動量の大きさL=ma(dx/dt)sinβであることを示す問題。これも角運動量をしっかり理解していれば解けます。
次に全角運動量をdΦ/dtをdx/dtで表す問題。これもすんなり出来ました。
次に犬が円板を渡りきった時の円板の回転角Φを求める問題。ただ単に上の問題を積分してx=2acosβを代入すればいいだけです。
最後にΦが最大となる場合のβを求める問題。これは上の式を変形するとsin2βが出てくるので2β=π/2よりβ=π/4となるだけ。

問題を見た瞬間はあまりにも変わり種すぎて解ける気がしませんでしたが問題1問1問が誘導されてるので実は意外と簡単でした。



・物理2
電荷-Qが半径aの球内に一様に分布している時の電場ベクトルとそのグラフ、電位とそのグラフを答える問題。
ほとんど同じような問題が二年前で出ています。
位置がベクトルで与えられてて、電場ベクトルで答えよと言われているのにスカラーで書きました。過去問にも出てるのに何やってんだ。
グラフもいざ書いてみると何か怪しかったり。

次に球の中心に正の点電荷をおいた時の電場ベクトルを求め、グラフを書く
はいまたスカラーで書きました
グラフは多分しっかり書けたと思う・・・

最後にこの球を(0,0,-d)、点電荷を(0,0,d)に配置した時の問題。(ただし0全部出来ませんでした。何がしたいのこれ・・・
双極子モーメントも何か問題文に出てきてます。去年は影像電荷が出ていたので嫌な予感がしていましたが名工大の電気の専門ですら見たことがないので双極子モーメントは捨てていました。
物理2は他学科の人達には難しすぎる気がします・・・電気科の自分ですら解けてないし。


全体的にテストは時間がかなり余ったのでのんびり見直しすることが出来ました。
名工大と違ってかなり落ち着いて解けた気がします。


そういうわけで点数は
TOEIC 760点

数学1 10割
数学2  5割
物理1 10割
物理2  4割
合計145点(200点満点)
ぐらいだと思います。



・面接
面接は試験番号順に行われました。早く面接されたいなら早めに出願すべきでしょうね。
自分は1時間ほど待たされました。合格ラインに乗ってるか乗ってないか微妙な点数だったのでとりあえず落ちたつもりで気楽に待ってました。早く面接終えて秋葉原行きたいな〜とか考えてました。

面接官は3人いました。まず志望動機、併願校、志望順を聞かれました。
あと、卒業研究について聞かれました。結構深く掘り下げてきました。
他に学校での部活動の話をしました。パソコン部だったのでプロコン競技部門に出場した時のルール、アルゴリズムの話をすると「情報も出来るんだね」みたいなことを言われました。
あとはどういう流れだったかは忘れましたが化学の勉強は好きかみたいな質問をされました。
「物理よりも化学の勉強のほうが好きなんですか?」と聞かれて「どっちも好きですね」って答えました。
あとは希望の研究室と、その理由について聞かれました。

面接の内容は大体こんな感じでした。今回は落ち着いていたのでちゃんとプロコン、卒研、希望の研究室についてアピールが出来た気はしましたが名工大や岡山大と違って良くも悪くも終始淡々としていた為よくわからない手応えでした。
まぁ、悩んでも受かってるか落ちてるかなんてわかんねーわとか言って思考停止して、すぐに秋葉原に向かいました。


結果は合格でした。
受け終わってから何となくジワジワと落ちただろうなという諦めの気持ちが強まってたのでめちゃくちゃビックリしました。
受験者数53人(多分)に対して合格者27人。
例年の倍率だと大体3倍くらいだったので今年は異常な感じがします。やはりボーダー制なんでしょうか。



・北海道大学 情報エレクトロニクス学科システム情報コース 特別選抜

北海道大学は札幌駅のすぐ裏にドンッ!!!!!っとあります。コンクリートジャングルの中に大きなジャングルがあるような感じです。
北大は特別選抜という推薦みたいな選抜方法と一般選抜という選抜方法の2つがあります。
特別選抜は小論文と面接(口頭試問含む)で学校からの推薦が必要。
一般選抜は筆記(数学物理化学)と面接です。


・小論文
情報エレクトロニクス学科は毎年小論文のお題は同じようなものです。化学系は毎年違うところもあるみたいですが・・・
お題は2つあり、
1問目は情報エレクトロニクスに関する技術の内今後その重要性が増すであろうと考える技術について。(800文字)
2問目は編入してやりたいこと 今勉強研究してること 社会出た後にやりたいことなどについて。(800文字)

2問目は毎年微妙に項目が変化してますがアドリブでどうにかなるレベルです。
私は1問目は3Dプリンタの技術を取り上げました。


・面接
お昼休憩を挟んで面接です。コースごとに受験者が分けられそれぞれ違う待機室に誘導されました。
情報エレクトロニクス学科はコース1つにつき平均して3人ほど受験者がいました。今年は1人だけのコースもありました。

まず、志望理由と併願校などを聞かれました。


数学、物理、専門の口頭試問。
・数学
y=x/logxのグラフをホワイトボードに書く。
パニクって全然出来ませんでした。ここからおかしくなった。

・物理
ばねの運動について。
まぁこれは出来ました。

・専門
分圧について。オシロスコープのなんたらとか言ってた気が・・・
RfとRiだったかな?面接官に変なことを言われたせいで2つを逆に捉えてしまい大爆死しました。



最後に小論文について質問されました。小論文の2問目について、非常にカチンとくる事を言われてそこから非常に不機嫌になりました。
北大からホテルへの帰り道、その小論文での件を考えているうちになんで自分は北大に行きたいのかわからなくなり、むしろ筑波大学に行きたくなり、次の日からの一般選抜に欠席することを決めました。

結果は勿論不合格。私のコースは3人中1人だけ合格していました。
また、意外なことに特別選抜だけ、一般選抜だけって人が多かったようです。
特別選抜は一般選抜も受けなきゃ不利という噂もあるので本当に受かりたい人はどちらも受けたほうがいいと思います。



全体を通して。
編入試験は自分が想像している通りに進むことは決してありません。
私の場合、一番問題が簡単そうで1番受かる確率が高いと思っていた名工大が実は難しくて大敗北し、一番受からないと思っていた筑波大学に受かったり・・・色々なことがありました。

受験は受ける前は絶対に受かると思ってたような大学でも実際受けてみると受かりたくて仕方なかったり、あっさり落ちてしまうことがあります。
受験前にそれぞれの大学の出願期間、受験日、合格発表日をまとめて全ての大学の合否の通りを考えておきましょう。
また、大学選びをする時は本当にその大学に通いたいのか、その大学になったらどうなるのかもしっかり考えておきましょう。正直自分は受験前は筑波になるとは全く想定していなかったので・・・
また、メンタルも重要です。過度な緊張感は計算ミスに繋がります。
特に自分は試験会場に入った時に他の受験生がめちゃくちゃ賢く見えて一気に緊張感が上がりました。
そういった経験をするといった意味でもやはり第一志望を受ける前にいくつか受けておくべきだと思います。
また、経験則ですが解けなかった問題というのは意外なことに全く見たことがない手も脚も出ないような問題よりも、見たことはあるけどまさか出るとは思っていなかったような問題の方が多いです。
勉強してて(正直こんな問題はあの大学では出ないだろう・・・)と思った時が踏ん張り時です。その考えを捨てて自分の予想より1回り広めに対策しておくといいと思います。
あと、これからの時代様々な大学がTOEICを導入して、TOEICの点数の競い合いが更に激しくなると思います。実際トップ層のTOEIC平均点はここ数年かなり上がってきている気がします。
TOEICは一回満足する点を取れば終わり、二年間有効なので予め早い時期から勉強しておくことをオススメします。
ちゃんとした点数を持っていたら受験において自信にも繋がりますよ。

これで私の編入体験談は以上です。質問があればTwitter(@suteneko628)まで気軽に質問してください。
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